やることははっきりしてるのに

やることははっきりしている。

業界は金融が良い。
なぜなら、お金の流れる仕組みを知ることで世の中を知ることができる。経営者から彼らの生き方や考え方を得ることができる。加えて、必要とされる知識が多く、専門性が高いこと。さらにさらに、これから世界で会計基準が統一されることに伴って、英語が必須になる。これは、若者にとって非常に有利。まだまだあります。グローバル化が進むことによって、単純な業務などのアウトソーシングが進む。そういった状況の中、大きな大きな不況が日本で起これば(一番大きいのは国債が紙くずになること)、金融機関に勤める人が大量に解雇され、実力ある若手にチャンスが巡ってくる。不況は必ず起こるので、日本に危機が訪れるのは間違いない。問題はいかにこれを生かすのかということ。加えて、3年で3割が辞めるということだが、これはプラスにも取れる。つまり、それだけ人材の流動性が高いということ。アタックチャ―ンス。さらにさらに、経済はアメリカ中心から世界中に多極化する。日本の存在感はなくなり、小国の一つになる。いまでいう韓国くらいか?そうすると、今の韓国の状況を日本に当てはめればよい。国と結びついたある特定のグローバル企業が強くて(サムスン、LG)、あとは野となれ山となれ。日本で言うと、財閥系、あとは自動車とかかな。しかも、その企業に運よく入れたとしても過酷な労働が待っている。国は外貨を稼ぐしかないと世界に打って出て、国民は子供を借金してでも海外の大学で学ばせる。まぁこれ自体は良いことだと思うけど。そして、自国文化を大々的に押し出す。これに加えて、世界全体が超高齢化社会に突入する。まず、日本の福祉制度が崩壊するだろうし、多大な税を国民に負担させるでしょう。それまでに日本を脱出するか、他の通貨に円を変えて持っておくのが妥当。

ただ、ここで大きな問題点が。ひとつは会社の歯車になるということ。歯車になると視野が狭くなり、全体的な力がつかない。専門的な知識も、3年間支店の窓口してましたでは、悲しすぎる。加えて、いわゆる社風。日本社会の文化というか暗黙の了解というか、阿吽の呼吸とか、建て前と本音とか。実力主義じゃないところ。実力だとトップになる自信はある。だが、良く知らないけど、派閥とかなんとかはいやだねー。これは会社選びを慎重にせねば。まぁどこででもその会社に貢献できるのは間違いないんだけど。

あ、あと商社もいいかも。先見性があり、常にチャレンジしているという点。

加えて、個人的な問題。
まず、文系で弁護士でもなく、会計士でもない。つまり、自分の力を示すこれといった客観的な指標を持っていない。英語はできるが日本でもツールでしかないし、グローバルな枠組みで考えると、ハンディですらある。ようは、海外で活躍できるような自分の強みを会社に入ってから作る必要がある。そこで、会計の知識。日本の法律は専門家がいっぱいいるし、これから自国の経済が発達してるのに、外国の企業が世界で最も過酷な日本市場(成長しない)に参入してくるとは思えない。どんだけМなんだよ。日本企業と手を組むとは考えられるが。特許とか権利とか、そのあたりなら需要はあるだろうね。会計の国際的なルールを使えれば、世界中の企業に転職が可能。まあ、世界中にライバルがいることの裏返しでもあるけど。さらにその転職先で日本企業に詳しいというメリットを生かしたい(日本人は少ないだろうから)。

海外の新規事業とかも考えたけど、普通に考えて日本のグローバル企業はそれこそ何十年も前から、北米、EU、アジアに進出しているわけで、私が社長なら、社内のそういった人材を使う。現地の会社をM&Aしてもいいね。新卒なんてなんもできないやんっていう態度。求めているのはポテンシャルだっけ。

幸い、英語×会計という人材は、さほど多くはない。在学中にITにも明るくなり、さらにリスクヘッジをしたいなー。

さらーに、人生は長いよ!50くらいになってリストラにびくびくするような人にはなりたくない。窓際なんてまっぴらごめん。

あと、私の性格について。三つ子の魂百までという。私の本質は小心者。権力者から怒られないように周りをきょろきょろして行動することがDNAにインプットされている。逆にいえば、非常に柔軟性が高く、成長しやすいということでもある。

後天的に人と接することを覚えてきたし、自分の得意分野を作ることで友人を作ってきた。小学校から高校までは、頭良い+運動できる。大学では、いじられキャラ+カラオケ。ギャップですかね。留学中は、ティピカルジャパニーズ(勤勉かつ真面目)で通してきた。加えて、情けは他人のためならずということわざが好きで、誰とでも平等に接し、困っている人がいれば自分の手が届く範囲で相談に乗ってきた。

おそらく、自分は一生これで安泰だ、なんてことはないだろう。本質が小心者だから、自分が成長していないとストレスを感じるはずだ。ただ、だからといって単なるスピードと量をこなすことがすごいんだ、という社畜には絶対にならない。私は無意味なことに対しては非常にストレスを感じる。調査と分析にのっとった仮説。そして直観と想像力。これを培って、問題解決能力に磨きをかけ、さらに新しい価値を生み出していきたい。また、責任感も人並み以上に強い。将来が非常に楽しみ。

将来、君はリーダーになる。

尊敬する先生の言葉を信じて、常日頃からリーダーとして準備していきたい。